僕たちはマシーナリーとも子とすげゴマから学ばなければならない
わずか2日間でVtuber化したマシーナリーとも子。
Vtuberの魅力、マシーナリーとも子とは何か。
そんなことはすっ飛ばして、彼女から学ぶべきことを、すげゴマを例に挙げてみようと思います。
・そのスピード感
やはり思い立ってから2日でスタートしたそのスピード感がまず挙げられます。
Vtuberになるためには、簡単に言えばバーチャル用の肉体をつくり、動画を上げる必要がある。
だがそのためにはキャラクターデザイン、完成CGはもちろんLIVE2Dもしくはfacerig用の素材制作、動画用のシナリオ制作、声撮りと録画、字幕制作、動画アップとめんどくさい工程、こだわらなきゃいけない箇所が多々ある。
それを彼女はたった2日間で終わらせたわけだ。
更新速度もかなりのものだ。
数本上げてからはライブ配信しかしない者も多い中、数日に1話ペースでTwitter限定動画もあるという勢力ぶりはマジで見習うところがあると思う。
すげゴマで例えると…すげゴマで例えると何だろうね?
初っ端からエントリの趣旨についていけなくなった。
まあなんか回る速さ?とかそんなんだと思う。いやそんな速くないけど。
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・デメリットをメリットに変える
そんな早く誕生し早く動画を上げられる理由のひとつに「チープさ」がある。
声はFLASH動画全盛期を彷彿させるし環境音入りまくるわエコーがひどいわ。肉体も他のVtuberと並べると大変なことになると思う。
ただそれで終わるマシーナリーとも子じゃない。
こだわる箇所をぎゅっと絞り、あとは捨てただけの話だ。
そしてただ捨てたわけでなくそれを個性にし笑いに変えた。
クオリティをアイデアで見えなくするその技術は動画のシナリオからも伺える。
すげゴマで言うなら、まさにそのフォルムだろう。回すおもちゃの宿命であるジャイロの体積とその力を殺さないデザインをどうするかがキモなわけだがすげゴマは真っ向から勝負してどんぶり型のロボにした。しかもその体型を活かしてボンバーマンのパワードアーマーにしたり「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」とコラボするなど巧妙さが凄芸。
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・エゴサーチ
Vtuberだけに限らずすべてのことに言えるはずだが、活動していなかったら何もプラスに働かないのが普通だ。
動画の更新数もさることながらマシーナリーとも子はエゴサがすごい。暇さえあれば「マシーナリーとも子」でエゴサしてる。そしてふぁぼかRT。レスには漏れなく返信。これができるVtuberは強い。○○○○がめっちゃ勢いがあるのは確実にコレ。
登録者数に困っているVtuberは動画の更新はもちろん、とにかくファンに絡むこと。マメなエゴサが勝利の鍵だと思う。コラボもするべきだけどとも子はしない。ロボだから。
すげゴマも一応ロボだ。ただエゴサーチはできない、90年台だから。
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・名前
いまさら気付いたがマシーナリーとも子の魅力はその「マシーナリーとも子」という、何度でも言いたくなる名前にある。マシーナリーとも子ってフルネームで呼びたくなるその名前、略すとちょっと魅力半減しちゃう感じ。一度覚えたら忘れない、検索しやすい名前はWEB上で活動していく上でぜったいに必要だと思う。「マシーナリースープ」「トルーテンイルガーシカは軽い音で死ぬ」など活動中に生まれた奇っ怪なワードも心を奪って離さない。
すげゴマもその点負けてない。「すげーコマ」だから「すげゴマ」。トリックも「すごい芸」=「凄芸」。つい挙げたくなるから今回のエントリもすげゴマになったってわけだ。
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・おまけがすごい
今回のブログも衝動的に書いているわけじゃなくて、「マシーナリーとも子についてブログに書いた人の中から10名にマシーナリーとも子オリジナルハンドスピナープレゼント」というキャンペーン企画があったからだ。今後もちょくちょくこういったエサをばらまきながら池袋晶葉の票を稼いでいくのだろう。
ついに来た! マシーナリーとも子ハンドスピナー! #マシーナリーとも子ブログ でマシーナリーとも子をレビューしたブログの中からマシーナリーとも子が気に入ったブログ主10名にプレゼント! 締め切りは16日いっぱいだ! pic.twitter.com/UXoID5JexL
— マシーナリーとも子⚙ (@barzam154__) June 13, 2018
よくすげゴマすげゴマ言ってるけど、幼少期は実は「初代福箱」に入っていた「ちょいスゲ」の方で遊んでた。こっちの方がスプリングで飛ばすコマで好きだった。もう手元にはないので残念。福箱について語ってるブログがここしかないのでとても気になってる。
s.webry.info
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・夢と目的
ちょっと前にVtuber人口が3000人を超えたと聞くが今はどうなってるのか正直わからないほど。そんな大ブームを巻き起こしている中、夢破れ消息を絶ってしまうVtuberも多くない。
僕が思うに「強いVtuber」には3つあり、「かわいい」「面白い」「夢がある」で分けられると思う。
僕は特に「○○を広めたい」と思い活動している人たちが好きだ。
作曲の面白さを伝えたい、マイナーゲーの面白さ、料理etc(←好きなVtuberたくさんいるんだけど音楽とゲームに偏ってたので困った)
そういった人たちは動画もやはり個性的で埋もれることはないし、たぶん再生数が伸び悩んだところで活動を続けていくだろう。
マシーナリーとも子は「池袋晶葉ちゃんをアイマス総選挙で勝たせてあげたい」その想いだけを胸に活動を始めた。
それは総選挙中の出来事だったが、彼女は1年先を見据えていた。
これからVtuberブームがどうなるか分からない、1年後には他のブームによって廃れているかもしれない。そんなことは彼女には関係のないことだろう。
何よりすごいのがTwitterのアカウントを転生したことだ。もはや前のアカウントが誰ーザムだったか忘れてしまったが、批判も多い中恐れずに選挙に轢かれてバーチャル転生してしまったのだ。
彼女の名前でググってみると増田でボロクソに言われたり心が痛むツイートを見かけるが、エゴサが得意な彼女がそれを見ていないわけがない。それでも彼女は「池袋晶葉が勝つこと」しか見据えていない。
1年後、どういった結末を迎えるかとても楽しみである。
ちなみにすでに終末を迎えたすげゴマだが、10年前には見かけた通販在庫も今ではほとんどなくなってしまった。今日アマゾンのリンクを貼ろうとしたら三千円のものひとつだけだったし、さっきから貼ってる謎のリンクも実はそれで、はてなからのリンクではなぜか売ってないことになってしまうレベル。
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メルカリでたまに検索してもプレ値のものかジャンク品しか見かけないので、この先、新古品を手に入れるのはちょっと厳しいかもしれない。
だが僕はマシーナリーとも子に勇気をもらった。いつかすげごまをコンプする夢を夢で終わらせないことを心に誓った。
いや違う違う、僕もですね、同じ頃に「これはチャンスだ!」と思って動き始めてるんですよ。
ただ「赤い車乗ったライオンのおっさん」だといつもと変わらないですから、作戦練ってじっくりその機を伺っています。もう少しでしっかりと発表できるかと思いますので今後もオウマガテツをご贔屓に。
僕の夢は「自分が開発したおもちゃを売ること」でした。
「でした」が、数年前にあきらめていたこの夢、今なら「です」と言い切れます。
そのためにも今年からいろいろと仕掛けていこうと思います。
サンキュー、マシーナリーとも子。
↓そんなマシーナリーとも子も(なぜか)載るバーチャルYouTuber名鑑2018よろしくな!
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