このクソ玩具がすごい!2011
やあ!クソ玩具店長だ!
記事を書こうと思ったらはてなさんに「ログインしろよコラ」と怒られるくらい放置してたよ!
このクソ玩具がすごい!2011
店長待ってよ店長、色々といきなりすぎるでしょ。
そもそも「クソ玩具」ってなんなのさ?
クソ玩具とは…世に大ヒットした玩具もあればその影でひっそりとセールワゴンの中で終焉を迎える玩具もあるのがおもちゃ業界の常。
いわゆる負け組であるワゴン行きの品の中でも値段に釣られて買ってみると案外趣き深い玩具もあるもの。
その味わい深さに人々は愛をこめてこう言うのです、「クソ玩具」と。
ザラ男くんはゲハゲハうるさいくらいゲームも好きだったよね。
ゲーム界隈における「クソゲー」に近い言葉だと思ってもらえると嬉しい。
じゃあ「S○Fの○ソリ」だとか「特リ○オプティ○ス」のことだね!
徐々にテンション下がってくのが自分でも分かって逆に笑えてきたよ!
まあ待ちなよザラ男くん。ありゃ「ガッカリフィギュア」だ。
何も僕はひどい出来のものを貶したくてこのエントリを書いているわけじゃないし、
売れ行きのわりに意外と魅力的だったり刹那的に面白さもありガッカリ感すら楽しめる、それがクソ玩具なのさ。
若干メタいけど分かったよクソ玩具店長。いとうせいこうあたりが言ってそうな愛がある方の「クソ玩具」ね。
ところでエントリ名が「このクソ玩具がすごい!2011」ってことは毎年クソ玩具オブザイヤーを決めてるわけ?
去年があまりに豊作だったからね。
店長これコンテンツ化してゆくゆくはロフトでイベントしたいなって。
…まあいいや。
クソ玩具店長、そろそろ始めないとクリスマスにまで間に合わないよ。
第3位:あそべる図鑑 ウルトラパッド
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2011/11/19
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 1人 クリック: 34回
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どうしたのいきなり。ウルトラPAD、CMで見る限り物凄いクソ玩具の臭いがするけど。
だってこれ音が鳴るだけなんでしょ。
よくある劣化ピコみたいなもんじゃん。
確かにいい歳こいた大人が遊ぶのにはむかないけど、対象年齢3歳なんだよねこれ。
小学校に上がる前のお子さんにはうってつけだし事実それなりに売れてる。
それでもウルトラPADを選んだのにはワケがあるんだ
他に槍玉に上げられるクソ玩具がなくて第三位に繰り上げされたんよ…
ガンダムAGEのアレも子どもがガシガシ遊べる大きなフィギュアだと思えば需要はあるけど、店頭でゲイジングできなかったら語る事なくなるじゃんアレ…
共通して言えるのは強気な値段設定がネックだねえ。
確かに実売4000円強なら怪獣ソフビたくさん買ってあげた方が喜びそう。
大きなお友達からしてもデザインがいいだけにもうワンポイント欲しいところだったね。
シートがトイザらス限定の1枚で拡張が終わりそうなところもマイナスかなあ。
いっそジャンボカードダスにして連動させればホイホイ買っちゃうウルトラファンも多かったと思うよ。
大人も巻き込んでこそのヒット商品だもんね。まあバンダイからしてもそこまで力入れてなかったんだろうね。
ポテンシャル秘めてるのに…ってところとウルトラの年末商戦がコレ1本で寂しいのが第3位の理由かな。
ウルトラPADまとめ:園児大喜び!でも大人が楽しめない!
第2位:菓子粉砕器グルメスパイザー
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 5人 クリック: 49回
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ニチアサ民が思い浮かべる今年のクソ玩具といったらやっぱコレだよ!
ポンwクラッシュwwクラッシュwwwまるでスマートフォンみたーい!
なんで1位じゃないの?
確かにクソ玩具CMだったら余裕の1位だねえ。
でもこれさあ、玩具?調理器具じゃない…?
確かにおもちゃ売り場に売ってるけどふりかけだもんね…
おかしなフリカケだもんね…
そうそこ、まずタカトミに昨年先を越されているとこも笑えr趣深い。
トレンドたまごに紹介されそうな面白トイとニチアサアニメをコラボさせたのにズっこけたのがポイントかな。
うーんたまーにウォーウウォーウ歌ってる子見かけるからそこはなんとも。。。
トリコと既存のバンダイトイを組み合わせた他のおもちゃは案外マッチしてていい味出してるんだけどね。
個人的にはさ、アニメでムリヤリ販促してた割に、アニメ通りに拳が可動しないのは悲しかった。アニメのまんま動いたらガショガショずっと触ってたと思う。
えっ!?じゃあお菓子削る機能しかないのにこんな値段ってこと?
そういうこと。ハンドルに合わせて指が動くんだったらかなり楽しいよね。意味もなくポンクラッシュクラッシュするよね。ポンクラッシュクラッシュパパパってずっと。
お菓子の袋ごと砕いてご飯の上にふりかけるのと何ら変わりない代物だったとは…拳は無料だぞ?
グルメスパイザーまとめ:無理な販促の割に雑
第1位:KUSABI
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2010/12/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
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クソ玩具生息率の息が長いヨドバシですら早々とワゴン行きしたKUSABIが映えある1位に輝きました。
正確には去年の12月末なんだけど、趣旨的にクリスマス過ぎたら2011年でいいかなーって。いまワゴン的にホットだし。
ワゴン、未だに三国演義フィギュアとか騎馬ブレイカーあるよね…2010年組は強いや。
それはさておきKUSABIだよ。簡単に言えば床に投げるダーツなんだけども。
開発側の机上論寄りな企画会議が透けて見えるんだよね。
メタルファイトだ、ビー玉向かい合って撃ち合うだをしてるタカトミの割に、安全に気を配ってるようで、まずヘッドが吸盤でできてる。
それがターゲットフィールド(ダーツボード)にくっついたら得点が入るわけね。
これがさ、くっつかないのよ。まず公式フィールドが裏に不安定な衝撃緩和剤がついてて、これが逆にふわふわして安定しない。しかもこのフィールドないと何も遊べない。
なんか投げるというより置くように落とした方が安定するって地味の極みだね…
そして「ストライカー」といってアーム(羽)がついてるKUSABIがあるんだけど、KUSABIを投げた時このアームが開いたら大量得点ゲットできるのにうまく開かない。練習すれば開くと思いきや安定して開いた試しがない!
じゃあシンプルな羽なしKUSABIを床に落とすのがセオリーになるのね…
ちなみに、先行超有利だよ。まず羽なしを落として真ん中の100点ゲットすれば勝ったも同然。
相手のKUSABIをどかしたりできないならね、ルール的にも物理的にも。
ほら、吸盤。公式ルールなんてものは気にせず楽しいように遊べばいいけどさ、相手のKUSABIをとっぱらおうとぶつけたとしても吸盤でひっついてるからぜんぜん取れないの。
おおう…安全性が裏目に…
床に打ちつけるのも安全を考えてだろうに、何もかも楽しさの邪魔になってるのね…。
ライト&サウンドもないから地味さが輪をかけてるし、なにより打ちつけても気持ちよくないんだよ。
ザラ男くんは小さいころビーダマンで何して遊んだ?
特に競技はしないで、ただただふすまの溝に沿って撃って楽しんでたなあ。
(暗いヤツ…)
おもちゃって、友達と遊ぶものってイメージだけど、
よくよく考えると友達と遊ぶ時間より一人で家で遊ぶ時間の方が長いんだよね。
そういうこと。公式のフィールドマットがなくても遊べるルールがあればまた違ったかもね。
ちなみにKUSABIの悪いところをほとんど補ってるバンダイが開発したダーツのおもちゃに「バトルダーツ」ってのが8年前にすでにあったんだけど。
いやあまあ、ここまでグダグダ語れるのも楽しさ、じゃないかなあ…
なんかもうKUSABI、公式の投球モーションでゴミ箱に投げ捨てたくなるな…
そんなこと言っちゃダメだよザラ夫くん。とはいえゴミ箱にも貼りつかないんだろーなーKUSABI。
KUSABIまとめ:タカトミ必勝ルートなのに安全性が裏目に